カテゴリー : 活動日誌

第11回演奏会

すっかり更新滞りの活動日誌です。

更新は滞ってますが、ちゃんと生きてます。今年も残すところあとわずかですが、年末にはついに鈴木氏をお迎えしての練習が待ってます。音楽的な練習が楽しみな反面、これまでの準備が試される場でもあり怖さもありますが、これを乗り越えれば、良い演奏ができると信じてます。

さて、第11回演奏会の準備の中で、今回、広報でも担当者が力入れて頑張ってくれており、あちこちにチラシばらまいてくれてます。その発案で、今回、ホームページからチケット予約もできるようになりましたので、是非、御活用ください!

今年の悲愴は、自画自賛ですが、なかなか良い演奏できたと思ってます。が、鈴木さんのブラームスは、きっとそれを上回る演奏になると思ってますので、是非、会場にお越しいただき多くの方と共有できれば嬉しいです。

よろしくお願いします。

 

悲愴

次回演奏するチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」

個人的には交響曲としての完成度は4番や5番の方が高いと思うのですが、そのストーリー性では、音楽史上、これほどに感情を揺さぶる交響曲はないと思ってます。

諸説ありますが、やはりチャイコフスキーのパトロンでもあったフォン=メック夫人への切ない想いが綴られたシンフォニーと考えてますが、いかがでしょう?

特に1楽章、とても情緒に満ちた有名な第2主題ですが、1楽章の中で3回現れます。しかし、調は1、2回目はニ長調、3回目はロ長調、それも伴奏には不快に感じるようなトレモロを伴って現れます。

精神的な繋がりを感じていたフォン=メック夫人に支援を断られ、自分の才能への不安とやり場のない苛立ちを感じていたチャイコフスキー精神が崩壊していく様が表われていると思うのですが、いかがでしょう?

2、3楽章では順風満帆な過去、しかし現実に戻った4楽章では3連符で表現される心臓の鼓動もメロディーを演奏する楽器も減っていき、最期には孤独にはかなく止まってしまいます。

という風に思っている悲愴の練習もいよいよ12日から!練習の中でこのイメージがまた変わってくるかもしれませんし、または確信をもつに至るのか。合奏始まるのがとても楽しみです(^^)

終了しました

特別演奏会in嘉島、お陰を持ちまして無事に終了しました。

熊本市内での活動が主な当団なので、嘉島までお客様にお越しいただけるか不安もありましたが、思っていたより多くのお客様に足をお運びいただきました。ありがとうございましたm(__)m

さてさて、今回、古典プログラムでしたが、やってもやっても底が見えない奥深さというか、懐の深さというか、正解がない問題を解いているような難しさがありました。

ただ音を並べるだけではなかなかしっくり来ず、かといって感情込めすぎても相応しくないということになって、出演者の数だけ音楽がある中、落としどころを探りながらの音楽作りには苦労しましたが、よい経験でした。

演奏会自体は、ぎりぎりお聞かせできるレベルに達していたと思いますが、やはり反省点も多く、もう少しやれたのではないかという悔いは残ってます。

一番悔いているのは、ゲネプロまではいい感じに流れていたところが、演奏会では少し安全運転になりすぎたかもというところ。

小編成だったので、怖さもあってのことですが、もしかしたらもう少し客席に音を届ける気持ちがあれば結果はもっと良いものだったかもしれません。

とはいえ、まあ今のベストは尽くしたのでこれはこれでよい経験でした。

幸いながら、第10回演奏会でも、ハイドン、モーツァルトを演奏するので、この悔いはそこでリベンジということで、また頑張ります。

お客様には、たいへん暖かく見守っていただいたこと、長時間に渡り丁寧なご指導をいただいた指揮の吉浦さん、忙しい中、遠路お越しいただきご指導いただいた上野さん、松田さん、適切な対応をいただいた会場スタッフの方々、演奏会には多くの方に関わっていただき無事に終えることができましたことにお礼申し上げます。

次回は県劇ですが、また心機一転、頑張りますので、今後ともよろしくお願いしますm(__)m

あと4日

特別演奏会まで、気がつけばあと4日(*_*)

秋分の日の9月23日、季節の節目の1日はオケ三昧でした。フリーのホルン奏者 松田さんを迎えてのホルンパート練習に始まり、管分奏。夜は指揮者の吉浦さんを迎えての合奏練習。

もちろん問題点はまだまだ残しつつも、古典らしい音になってきました。自画自賛ですが、いいとこの割合増えてます(^^)v

松田さんのアドバイスは決してオケを縛りつけず、音楽のキャラクターや方向性を示し、共通認識を持ったセクション作りをすることで、結果として諸問題が解決するという感じでしょうか。がんばります\(^^)/

松田さんの言葉の選択がシンプルだからでしょうか、めきめき音が変化していく様は、なかなか感涙ものでした。

ちゃくちゃくと準備も整い、合奏が楽しくなってくると、演奏会やって終了というのは切ないものがありますが、せっかくならばいい演奏お届けできるようがんばります!

ベートーヴェン考

この情報過多のご時世、ベートーヴェンくらいの刺激では驚かなくなっているほど感性が鈍っている自分が残念です。

プログラムの曲紹介書くのに、いろいろ勉強したのですが、改めてベートーヴェンの交響曲第一番がいかに革新的な交響曲であったかを思い知らされました。

プログラムではスペースの制限もあり書けないこともあったので、思い付く限り、この交響曲の凄さを書きつらねてみます。

今回演奏するハイドンの交響曲第99番がもちろん素晴らしい交響曲であることは、疑う余地はありません。

第一楽章の隙のない完璧な構成。序奏ではトニック、ドミナントの和音から展開して、ドミナントに達してビバーチェの主部に入り、第一主題、第二主題と提示、展開部では提示部の二つのモチーフを使いながら和音を展開して、鮮やかに再現部に入り、短い終結部を経て幕を閉じます。正にソナタ形式のお手本といった隙のなさです。

そこで、ベートーヴェン。ハイドンの形式は大きく崩してません。変人と言われていたベートーヴェンですが、決して枠から外れない中でも時代を進めてしまえるところが後世に名を残す天才なのでしょう。。

ただ、ベートーヴェン演奏するに当たって、いくつか関連書読みましたが、面白かったのはベートーヴェンは次々とおもいつく新しい試みを弦楽四重奏などで実験した結果、評判のよかったことを交響曲に使ったのだという話

人の言うことなど耳も貸さないという印象がありますが、意外とマーケティングの結果を作曲に活かしていたらしいです。

その慎重に吟味した結果、世に送り出された今回演奏する交響曲第一番には、どのような試みがなされてたのでしょう?

まずは序奏。最初の交響曲にして、最初の和音が主和音でないというのは、お客さんにとっては何が起きたのか?と思うような衝撃があったのではないでしょうか?

どこにいくかわからないような不安感の中、Allegroに入って初めて第一主題がハ長調で演奏されます。お客さんの安堵感の中で演奏される第一主題は、強烈に記憶に残ることでしょうし、これが狙いだったのではないでしょうか。

個人的にはこの序奏の成功が交響曲第4番の序奏に繋がってると思ってますが、考えすぎでしょうか?

長くなったので、続きはまた!書かなかったらすいません。

あぁぁ

演奏会まで2週間切りましたぁぁ

あれもこれもやり残している気が…

いやまだ終わってない、気をとりなおしてできることをやるだけですね。

とはいえ、直前になるといろいろ出てくるもので、ホールとの打合せ、プログラム作り、受付手配、打上手配、etc

本番用に楽譜も整理して、あっもちろん練習もしないとです。

という状態ですが、前回の練習ではこれまでよりも音が鳴ってる気がして、演奏は好感触(^^)

最後の準備はたくさんのお客さんにお越しいただくことでしょうか。お客さんあってこその演奏会、ぜひとも足をお運びくださいm(__)m

嘉島町民会館、浜線バイパスを御船方面に進み、イオン熊本が右に見えて、しばらく行くと左に「はま寿司」があります。そこを左折して直進すると右手に看板出てます。熊本市内からも30分程度の場所ですよ。

第10回演奏会概要決定

第10回演奏会概要決定しました!

「Ensemble Labo. Kumamoto第10回演奏会」
日時:平成27年6月14日(日)14:00開場 14:30開演
場所:熊本県立劇場コンサートホール
指揮:鈴木優人
Fl独奏:鈴木洋子
曲目
交響曲第6番「朝」/ハイドン
フルート協奏曲第2番/モーツァルト
交響曲第6番「悲愴」/チャイコフスキー

特別演奏会in嘉島に引き続いてのハイドン。ただ初期の作品なので、かなりバロックよりの交響曲です。

フルート独奏の鈴木洋子さんは、今年7月に指揮の鈴木優人さんとご結婚されたばかりで、ご夫婦をお迎えしての協奏曲になります。節目の第10回に敬愛する鈴木さんご夫妻をお招きできて、テンション上がってます!

後半はうって変わってロマン派の巨匠チャイコフスキーの最高傑作。

うーん、大変なプログラムにしてしまったかも。頭の切り替えが大変です!

特別演奏会プログラム

今回は古典派のみのプログラムとなってます。古典派かどうかなんてことは、聞く方からすればどうでもいいことなんですが、知識として知っておけば更に楽しめますよということで、ちょこっとお付き合いください。

音楽史では、1730年から1810年代までの間を古典派音楽の時代と呼んでいます。それまでと何が変わったのか大雑把にいえば、それまでのバロック時代は「ポリフォニー」という旋律に対旋律(オブリガート)を重ねる技法が主体でしたが、古典派では「ソナタ形式」(第1主題-第2主題-展開部-再現部-終結部)が確立され、交響曲の基本的な形が整ったというのが一番大きかったのではないでしょうか。

特にハイドンは104もの交響曲を書き「交響曲の父」と呼ばれていますし、モーツァルトは天才と呼ばれ交響曲を更に発展させてきました。またベートーヴェンは、後に続くロマン派への礎を築いていきます。

こう書くと、ハイドン→モーツァルト→ベートーヴェンだと思ってしまいますし、私もそうだと思い込んでいました。そこで、それぞれの作曲家の生没年、今回のプログラムの作曲年を見てみますと。

モーツァルト→1756生-1791没
ハイドン→1732生-1809没
ベートーヴェン→1770生-1827没

モーツァルト/交響曲第1番 1764年作曲
ハイドン/交響曲第99番 1793年作曲
ベートーヴェン/交響曲第1番 1800年作曲

となっています。

今回、演奏するハイドンの交響曲第99番は、なんとモーツァルトの没後に書かれたものでした。この99番でハイドンが初めてクラリネットを使っていることから見ても、モーツァルトの影響を少なからず受けていたことは想像に難くないです。

モーツァルトは、ハイドンに影響を受けて書いた6曲の弦楽四重奏曲をハイドンに献呈しています(ハイドンセットと言われてます)。そのハイドンが今度は自分にはない発想で作曲されたモーツァルトの交響曲を聞いて、新たな発想で交響曲を書いたと思うとロマン感じませんか?

ベートーヴェンの交響曲第1番は1800年。ハイドンとモーツァルトという大作曲家が切磋琢磨しているのを横目に、新しい時代を切り開く交響曲を着々と構想していたのかもしれません。ベートーヴェン/交響曲第1番には、以降の交響曲に続く構想の種が植えられている気がします。

ということを考えながら聞いていただくと、今回のプログラムはかなり楽しいのではないでしょうか。

久々の練習日

今日は練習日

前回が7月23日だったので、1か月以上空いての練習でしたが、思ってた以上にモチベーション維持されていて、前回よりいい感じになってました。

まあ、指揮者の吉浦さんにご紹介いただいたバイオリンの方にご参加いただいたことが大きかったりはするのですが(汗

言われることは、見通しを持ったフレージング、アーティキュレーション、ビブラートの使い方、音の処理の仕方などなど、基本的なことなのかもしれませんが、一つ一つ丁寧にかつメリハリつけながら大胆にやることの大事さを感じるアドバイスでした。

本番まで1ヶ月切りましたが、せっかくアドバイスいただいたことを無にしないようにしなければです。

今日もたくさんのアドバイス、ヒントがあちこちに散りばめられた、楽しい練習でした。

500円

特別演奏会のチケット、今回は破格の500円で販売してます。

いつもラボを聞きに来ていただいてる方から、今どき500円は安すぎだよということを言われました。安かろう悪かろうと思われると。

まぁいつもは1000円だけど、今回は出演者も小編成のために少ないし、会場も嘉島町民会館で、ちょっと遠いしと思っての料金設定でした。

もともと、ラボはハイコストパフォーマンスなオーケストラを目指してます。どこよりも安い入場料で、充実感のある演奏を提供することは、採算を考えなければいけないプロのオーケストラにはできないことだし、地元に根ざすアマチュアオーケストラの使命だと。

いや言い過ぎですね、そこまでの使命感はないですが、日曜午後の大事な時間を割いて来ていただくには、少しでもお金の負担は少ない方がいいかなとは思っての料金設定でした。

安くても演奏の内容は、いつもと負けないくらいに充実してますよ。

秋の訪れを感じる9月最後の日曜日、ご家族揃って文化の香り感じる過ごし方はいかがでしょうか?